質の良い睡眠と食事で健康維持を!

健康な体作りのためには、日常生活の中での自己管理が欠かせません。質の高い睡眠をとることは、健康管理の面で見逃せないポイントの一つです。また、良い睡眠をとるためには、食事も大きく関係してきます。

そこで、まず寝る直前には食事をせず、できるだけ寝る3時間前までには食事を済ますようにしましょう。寝る直前に食事をすると、体は食べたものの消化吸収のために夜中動くことになり、質の高い睡眠をとれる状態が整わなくなってしまいます。そのため、寝る時間から逆算して夕食の時間を決めるのが、質の高い睡眠をとるためには大切です。ただし、仕事などでどうしても夕食の時間が遅くなってしまう方は、そうもいっていられないでしょう。ですから、消化の良いものを摂るようにすることで、消化器管への負担を軽くし、睡眠の質を高めるようにしてください。

それから、朝食を必ず摂ることも、睡眠と関係があるといわれています。なぜなら、朝食には眠っていた体を目覚めさせる効果があるからです。就寝中絶食状態が続いている体内に食べ物が入ると、消化器官が働きだして、目覚めを良くするそうです。しかも、朝食によって体内時計をリセットさせることができれば、夜もきちんと眠れるようにもなります。

また、1日3食を規則正しく食べることで、胃腸のリズムが調整されるので、それに合わせて決まった時間に寝る習慣がつくともいわれています。食事と睡眠には深い関係があり、この両方をうまくコントロールすることができれば、就寝中に成長ホルモンが分泌されるため、新陳代謝の促進にもつながり、様々な面での健康効果も期待できるでしょう。